お試しメール鑑定



才能開花

フルートの1stを吹きたいのですが諦めたほうがいいのでしょうか

2019年12月8日
20代 男性 かずやさま

今大学4年生でオーケストラサークルに所属していてフルートを吹いています。フルートは1曲につき大体2人(4人のときもある)が吹くことになっていて、それぞれ1st,2ndというように振り分けられます。どの曲に誰が吹くかは首席奏者に決定権があり、1stは主にソロや目立つような旋律を担当することが多く、僕はよくこの1stを担当していました。
しかし、4年生になって僕の同期である他の人が首席になってからなかなか1stを吹かしてくれず、すごく悔しい思いをしています。自分としては1stを吹きたい気持ちがとても強いのです。
2月と3月に年度末の演奏会があり、つい先日から2月の演奏会の出番が全くない状態になってしまいました。それまで担当していたパートを半ば私的な理由で後輩に譲ったほうがいいのではないかと私も言ってしまったのでこうなってしまったのは自業自得ではあるのですが、やっぱり辛いです。
2月と3月合わせて4年生曲が4曲あり、そのうちの3曲の1stを首席の方が担当していて個人的に納得はしていないです。2月の出番がこのまま全くないのは嫌です。
他の同期に悩みを打ち明けたら自分で言ったんだからそれはしょうがない、そんなに1stをいっぱい吹きたいのならば他の団体探して頑張ればいいと言われてしまいます。でも自分としては今所属しているこのオーケストラに対して特別な思いがあって、最後の最後で自分の音楽をこのオケで表に出したいと思っていて、このままサークルを引退するのは後悔しそうです。楽しく演奏している他の同期(他パート含む)と比べて劣等感に苛まれる毎日を過ごしています。どうしてもこのオケに必要とされていないのではないかという気持ちで一杯になります。
先日首席に正直に想いを伝えたのですが、なんとなくうやむやにされた感じがします。もう状況は変わらないと諦めたほうがいいのでしょうか。

 さよこ

さよこ 先生

かずや様

ステラコール鑑定士の阿真瑠志(あまるし)と申します。はじめまして。
いつもステラコールをご利用いただきましてありがとうございます。
どうぞよろしくお願いいたします。
早速ご相談の内容をタロットで鑑定させていただきます。

かずや様は「4年生になるまでは希望のパートを演奏していた」「4年生になってからは他の同級生が首席になり、かずや様の希望パートを演奏するようになった」と今までの状況をていねいに書き綴ってくださいました。
カードではこの状況が「恵まれており、ほしいものを与えられていた状態」と出ました。

現在は「今のオーケストラサークルで希望のパートを持ちたい。2月と3月の4年生曲で演奏したい」というご希望をかなえようと、サークル関係者に熱意を示していらっしゃいますが、サークルを出て他のオーケストラに移る必要もあるのではないか?とご検討なさっている、と出ています。
しかし内心は目の前の現実を受け入れられず、もがいている状態とも出ています。
ご自分の中に矛盾を抱え、平常心を失っているとも見えます。

同期の方々のお気持ちは「このままでいい」と出ています。これでよし、ということではなく、仕方ないだろう、というニュアンスを含んでいます。
現実は厳しいんだよ、不本意だろうけどしょうがないんだよ、そんな感じです。ある種の行き詰まり感が見られます。

今後は上の方(顧問の先生、または人事に裁量を持つ方…現在の首席奏者の方でしょうか)に相談し、過去の実績をアピールしようとなさるという暗示が出ました。
しかし、もたらされる結果を受け入れられず、これ以上続けるのは難しいと苦しむ、という最終結果が出ております。

この事態を打開するにはどうしたらいいか?
アドバイスカードにはリーダーシップをとって、と出ています。つまり、首席奏者になるか、もしくはそれに近い立場につくということです。
しかし、ご相談文を拝読したうえで、鑑定の流れと照らし合わせると、そのアドバイスは現実的ではないようにうかがえましたので、カードを切り直して別のスプレッドで「必要な努力は何か?」を占ってみました。

現在所属するオーケストラで2月3月の演奏会で出番を獲得するためには、オーケストラのメンバーとのチームワークを重んじ、和気あいあいと楽しめるようになること。
そして与えられたパートがあまり喜べるものでなくても…たとえ失望を感じるものであっても受け入れること、と出ました。

今も、今後のかずや様にとっても受け入れがたい提案ではありますが、この努力をすることによって抜擢のチャンスが出るであろう、という流れが生まれる可能性があります。
不本意なパートを受け持てば、どうしても「1stを吹きたかったな」という思いがぬぐえず、釈然としない部分は残るかもしれません。
しかし、ご自分にとっていちばん大切なものに気付き、悔やむ前に行動してよかった、と思える瞬間が訪れる方向に進める見通しがあります。

今回の鑑定はご希望に沿えない内容だったかもしれません。
かずや様の願いが成就しますよう心からお祈りいたします。
このたびはご相談ありがとうございました。
また気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。
心よりお待ち申し上げます。

阿真瑠志(あまるし)




さよこ先生の相談一覧